ここ数日、かなりの多忙になってしまっていたところの、久々の書き込みだ。
さて、今日、朝からメディアを賑わしている話題。
尖閣諸島問題のビデオ流出のニュース。
一部の国会議員にのみ公開された問題のビデオ。
そのビデオよりも、尺の長い映像が、動画投稿サイトYoutubeに投稿された。
投稿されたのが、昨日の夜21時。そして今朝の7時には、投稿が削除され、投稿者のアカウントも削除されていたのだとか。
その約10時間の間に、インターネット上で公開され続け、世界中に配信された。
今もなお、その公開された間に複製された映像が拡散し続けているようだ。
さて、今朝からの一連のメディアでは、情報管理の杜撰さを指摘する報道があるが、今回の騒動は、インターネットというメディアの特徴が、良くも悪くも露呈した感じだ。
こうした内容の情報は、特に拡散しやすい。
そして、いったん公開されてしまった情報は、拡散後、そう簡単には収拾がつかなくなってしまう。
我々は、今、こうした情報が拡散しやすい環境にいるということを忘れてはならない。
メディアは、政府の情報管理を指摘しているが、これは政府に限らず、企業や学校、家庭から個人と、どんな環境においても同じことが言える。
常に繋がっているというネット環境。
いいかえると、常に、ボーダレスな世界が、直ぐそこで繋がっているともいえる。
しかも、その世界の顔は、見えるようで見えない。
情報漏洩をさせない仕組みを作ることは勿論大切であるが、そうした環境において、そこにいる人々が、どう行動すべきかということも、同時に考える必要があるのかもしれない。
どんなに凄いシステムを構築したとしても、それを運用するのはあくまでも人間。
そこに漏洩させる意思がある人がいれば、必ず漏れるものなのだから。。。