そんな中で、科学技術の歴史の中で、国民生活に大きな影響を与えたものを「未来技術遺産」として発表された。
■デジカメ試作機、万博携帯…未来技術遺産27件(YOMIURI ONLINE)
発表したのは、国立科学博物館。
今回、第三回目ということだが、デジタルカメラの試作機、携帯電話やビール製造機器などの27件なのだと。
さて、こうした製品、個人的に、どのような背景で生まれてきたのかということに非常に興味を持っている。
たまたま偶然だったものから、思考錯誤の上生まれていたもの等、様々あるだろう。
こうしたイノベーション力、つまり「創造力」について、今我々の社会は、様々な分野のビジネスにおいて、求められているのだと考えている。
モノ作りから、サービス業まで。更には、教育から行政サービスなどなど。
「効率化」「合理化」が叫ばれるが、こうしたものは、そもそも今までの人的労働力を減らし、それに関わるコストを軽減するもの。
確かに、「ムダ」を省くためには必要な考え方だが、では「ムダ」を省いた後に何をするのかということにフォーカスしなければならない。
常にどこかで、この新たな発想、イノベーションは続けていかなければならない。
そういう意味でも、過去に生まれた製品が世に出てきた「ストーリー」というものは、非常に気になるものだ。。
先人への敬意を払いつつ、常に新しいことへチャレンジするマインド。
たまには、博物館にも訪れてみると、新たな発見があるかもしれない。