2010年10月4日月曜日

裸眼で3D映像を楽しむ。。。

今年に入り、相次いで発売された3Dテレビ。

これらのテレビは、すべて専用のメガネを使用して3D映像を見るスタイルであったが、本日、そのメガネを必要としないテレビが発表された。


世界初!専用メガネなしで3D楽しめるテレビ(YOMIURI ONLINE)


記事によると、特殊なシートを通じて視聴し通常の映像でも3D映像に見えるのだとか。

さて、このように技術が進歩しテレビも3Dの時代になったが、果たしてどれだけのコンテンツが3D表現を必要とするものが出てくるのだろう。

3D、つまり3次元であるが、実は先行して普及しているものがある。
それは、「音響技術」。
「立体音響」として3Dサラウンドシステムは、数年前から普及している。

スポーツ、音楽、映画といった分野で、その効果を発揮している。

これに3D映像技術を加えると、非常に臨場感のある体験が更に高まるだろう。


ところで、この3Dサラウンドがどれほどの家庭で普及されているかと見ると、それほど普及している訳でもない。音響にこだわりのある人など一部の人が購入しているのだ。


3D機能の搭載は、非常に素晴らしいが、「3Dでなければならない理由」「3Dを必要とする欲求」というものに、もう少しフォーカスして考えて見ても良いのではないだろうか。

私の個人的な見解であるが、テレビは今までの「映像受像機」という機能ではなく、パソコンなどと融合化した「情報授受機」としてより進化すべきだと思っている。

そうした視点に則った上で「3Dでなければならない理由」というものを考えて見ると、あるべき「3D」の姿が見えてくるような気がする。