2010年10月11日月曜日

ご当地検定が曲がり角!?

ご当地検定、最近、あまり話題にならないなぁと思っていたら、どうやら中止になっているようだ。


ご当地検定、曲がり角 受検者減り採算悪化、各地で中止 (asahi.com)


私が在住する市でも、ご当地検定はあるようだ。

このご当地検定、5年ぐらい前から全国各地で話題になった。
有名な観光地だけでなく、各地にその後広がった。


観光だけでなく、自分たちが住む郷土を理解しようというコンセプトで、こうしたプロジェクトが増えたようだ。


さて、こうしたご当地検定。

個人的には、応援したいところだが、「検定」だけが仕組化されて、これを上手く活用する受け皿が無かったことが、普及しない原因。


本来、「ご当地」にまつわる情報は、年輩の世代から若い世代へ、親から子へと受け継がれて伝承されるものだが、人口の流動、核家族化といったことを背景に、こうした「地域の知識や知恵」というものが受け継がれる「機会」そのものが無くなっているということにも注目したい。


「検定」も一つの手法。

これ以外にも、お祭りやイベントといった形でも、ご当地情報を伝承することが出来る。
様々な「コト」づくりを行いながら、地域の情報を伝承していくということも、一つの取り組みとして考えて見てはどうかと考える。