今日は、月に一度の地域の緑化活動日。「グリーンデー」と称して、地域の組合主催で周辺の樹木の手入れ、草の刈り取り等を行う。
中々の重労働。しかし、日々デジタルな生活をしている人間にとって、自然に触れるのも良いかもしれない。
ところで、最近では、その自然と触れ合うことも激減しているようだ。
■小中学生の自然離れくっきり 虫捕り・遊泳の体験激減 (asahi.com)
昆虫はデパートやスーパーで購入するもの。
そんな時代になってしまったようだ。
私が子供のころ過ごした地域は、新興住宅街で宅地開発中。まだまだ自然は多く残っていた。そうした私自身が生まれ育った所さえ、今では、マンションが立ち並ぶ街へと変貌。当時の雰囲気は、まったく面影も無い。
ところで、ビジネスでの発想には、自然界から学ぶことも多くある。
直近では、イグノーベル賞で粘菌で都市鉄道網のインフラ整備を研究するグループが、交通計画賞を受賞したことが話題になった。
■The Ig Nobel Prizes (主催:Annals of Improbable Research)
これ以外の身近なものにも、沢山自然界から学んでいる事例が存在する。
日頃、多くの人が利用している新幹線の流線形。これも流体力学の知識により形作られているが、そもそもの形は、細長いくちばしをもつハチドリや、カモノハシの口の形から発想されているのも、その一例だ。
新たなモノの発見や発想。
それは、まだまだ自然界の中に、ヒントが隠されているのかもしれない。
たまには、自然に足を運んでみるのもよさそうだ。