2010年2月12日金曜日

「無知」から「知」は、始まる。。

今日、先日出会いのあった方からご紹介頂いたセミナーに参加した。
テーマは、「家賃削減」。
事務所やテナントなどの家賃について、きちんとした方法で、削減できることがあるというものだ。日頃、馴染みの無い分野であったので、「なるほど」と勉強になることが多々あった。

そこで、今日のテーマ、「無知の知」。

「無知の知」という言葉。

ソクラテスの有名な言葉だが、改めて辞書で調べると。。。
自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であるとする、ソクラテスの真理探究への基本になる考え方。(大辞泉)
とある。

つまり、知らないことを自覚することこそが、「学び」「学問」の始りであるということ。自分が知らない分野があるということを知ることこそ、知識や知恵を付ける第一歩になるのだと。

今日のセミナーの参加は、そうした意味でも非常に良いきっかけにもなったのだ。


技術進歩の速いIT系の仕事をしていると、毎年のように新しい概念や技術というものに触れ続けなければならない。日々「学び」の連続である。しかし、このように毎年のように発生してくる、ある意味「流行り言葉、バズワード」を、あたかも「自分は知っている」かのように話している人がたまにいる。

「知識」は、「学ぶこと」によって、初めて自分のものになるのである。

「知ったかぶりをする」ことを続けていると、いつか、化けの皮が剥がれるものだ。
そうした人が、後で後悔しているのを、過去にも幾度となく目にしたことがある。


常に謙虚に、「学ぶ」という姿勢。

自らにノウハウや知識をためていくためには、こうした姿勢が大切である。
これは、個人であろうと、組織であろうと同じ事が言えるであろう。