今日、第22回参議院議員選挙が公示された。
去年9月の政権が交代してから初の本格的な国政選挙だ。
今回の選挙、多くの新党が立ちあがり比例代表では、12の政党・政治団体からの立候補となるようだ。
さて、こんなに新党が乱立するなかで、我々国民は、どの政党がどのような政策を打ち出しているのか、きっちり見極めなければならない。
ところで、今晩のBSフジ PrimeNewsにて、日米同盟をテーマに各党のマニフェストを比較して分析していた。
特に印象に残ったのが、各党の政策を、日米同盟の緊密度の軸、日本の防衛力の強弱の軸の2つの軸のマトリックスで落とし込んで、図示して紹介していた。
どの政党が、どのような思想を持っているのか、4つの象限で落とし込んで表現してみると、非常に分かりやすいのだ。
さらに、政党同士のポジショニングを見ると、政党と政党の類似点もわかりやすくなる。
さて、仕事において様々な情報を分析する際に、その情報同士の関係性等を表す際には、図示化すると、その関係性が非常に分かりやすくなる。そして伝えやすくもなる。
「図示」とは、多くの記号や図形を用いて表現する。
記号や図形には、形そのものに意味をもつものがある。
矢印、△などは、そこに「流れ」という視覚的意味を持っている。
また、形の組み合わせによって、新たな視覚的な意味を持たせることも出来る。
先の「流れ」以外にも、「因果」「集合」「順序」「含有」などなど、様々な表現をすることが出来るのだ。
しかし、これらの「図示」をする際に、その情報が持つ関係性そのものが整理出来ていなければ、適切な表現は行えない。
まず、情報の因数分解と論理的な関係性の整理が必要だ。