その中で、いくつか特徴的なゲームが紹介されていた。
まず、日本のゲームメーカー任天堂によるもの。
裸眼で3D映像が体験できる、新しいタイプの「ニンテンドー3DS」。
■任天堂、裸眼3Dゲームの「ニンテンドー3DS」実機をE3で初公開(日経BP ITpro)
今年になってから3D映像が見れるテレビが発売されている。こちらは、映画館での3D映像と同様に、専用のメガネが必要だ。
しかし、今回の任天堂のゲーム機は、裸眼で見れるというもの。
さらに、モーションセンサー、ジャイロセンサー、画像認識などの新しい操作も行える。
そして、もうひとつ。
米国マイクロソフトの「キネクト」というもの。
コントローラーを使用せずに、身振りや言葉でゲームを動かすことが出来る新技術。
■ゲームの体感操作技術、ウィンドウズに転用へ 米MS(asahi.com)
マイクやカメラのついたゲーム機として、実際に身体を動かして話しかけたりして、コントロールをするのだと。
このキネクトをマイクロソフトのゲーム機「Xbox360」のために開発されたが、これをパソコンのOSのWindowsにも応用したいのだという。
さて、ここ数年で様々なデバイスでも、その操作方法も進化・普及してきている。
携帯電話などで見られるタッチパネル、iPhoneなどの音声認識などもそうだ。
こうしたコンピューターなどの「操作」方法は、これからも継続的に進化を続けるだろう。
ここで、重要な視点は、
・ユニバーサルへの配慮
・学習が必要でないこと
だろう。
ユーザビリティ等へは、どの時代にでも考慮はされているが、機能が複雑になる一方で、これらを使う人々の層も拡大している。
誰もが直感的に、説明を受けずに使えるインターフェース。
これが、これからのソフトウェアに求められる重要な視点の一つだ。