コミュニケーションのグローバル化を感じる事例を一つ。
■案内表示、中国語や韓国語でも JR東海の新幹線・駅に(asahi.com)
JR東海の駅での案内表示が、中国語や韓国語対応となるもの。
ここ数年、各所にこうした多国語対応の案内表示が増えてきた。
駅ターミナルの案内、商業施設での案内表示など、至る所で目にするようになった。
ちなみに、写真は、東京メトロ渋谷駅の表示案内。
さらに観光立国を目指す日本、東京ではこんな路線バスも走っている。
■東京下町バス(東京都営 観光路線バス)
こちらは、東京都営バスの観光客をターゲットとした観光路線バス。
料金は、通常の運賃で、両国や浅草、秋葉原といった都内の観光スポットを路線ルートとして運行している。SuicaやPasmoも、勿論使える。
このバスの表示も、路線バスとしては珍しい液晶画面に、先の案内表示同じく、日本語、英語、韓国語、中国語で表示されている(写真)。
さらに、音声アナウンスも、4ヶ国語で放送しているから驚き。一つの停留所のアナウンスも、伝えきるまで結構な時間を要するのだ。
さて、私自身、IT関連の仕事をしていても、多国語対応のシステム開発のニーズをお客様から受けることが多くなっている。また、研修のサービスでも、グローバル化のニーズが出始めているのも事実。
一つの情報を取り扱うにしても、その情報を利用する人間がグローバル化し、言語対応も複雑になり始めてきた。
もしかすると、こうした時代だからこそ、これからは、言語に左右される文字情報よりも、数字やピクトグラムといった、出来るだけ「ユニバーサルに情報伝達できる手法」というものが、確立されなければならない時代が到来し始めているのかもしれない。