連日の猛暑。今日も暑かった。
ところで、ここのところの猛暑で、普段より様々気象情報が飛び交っている。
日中は、光化学スモッグ注意報。
夕方から夜になると、雷注意報やゲリラ豪雨に関する情報等。
そうしためまぐるしく変化する気象により起こされる災害を防ぐために、新しい形で防災情報を流す取り組みが始まったようだ。
■災害情報、リアルタイムで「つぶやき」発信 国や自治体(asahi.com)
国や自治体が、防災情報をリアルタイムに発信するのに、Twitterを活用するというもの。
消防庁のツイッターサイトでは、災害情報を次々と発信し、先日24時間運用になったのだという。周辺の被害状況や救援要請を投稿も出来るとのことだが、誤った情報が流されないように工夫もされているのだとか。
■総務省消防庁のツイッターアカウント
さて、こうした取り組みは非常に評価したい。
しかし、個人的には、従来からある情報伝達の手法も残しておいてほしいという願いもある。
先日、防災ヘリが墜落した。滑落した登山客を救援するために出動したそうだが、その登山客自身は、救援を要請する際に携帯電話を利用したそうだが、滑落した場所は圏外だったそうで、電波の繋がる場所まで移動しての要請だったのだという。
緊急事態は、いつ、いかなる場合に起きるかわからない。
必ず、インターネット通信が行える環境であるとはいえない。
そうした場合、従来の防災無線などの情報伝達が有効な場合さえある。
新しい技術ばかりに依存するのではなく、既存の技術も活かしつつ、両者が共存し、より良く活用出来るよう、常に考えるように我々は心がけるべきだろう。