2009年10月7日水曜日

日本の台風にも「名前」がついている!!

非常に大きな台風が日本列島に近付いてきている。明日8日未明には、紀伊半島に上陸とのこと。台風の進路の方は、十分に気を付けてもらいたい。


さて、この台風18号。毎回「数字」によって表現されている。
この台風の名前について、少し調べてみた。

台風の名前は、気象庁で、その年の元旦以降に最も早く発生した台風を第1号として,発生順に番号を付けているとのこと。つまり、今回の台風は第18号目ということだ。まぁ、ここまでは知っていた。

もう少し、調べてみる。

情報文章等には、元号で、天気図等では西暦と組み合わせて表現するとのこと。つまり、今回の場合は、「平成21年台風18号」「2009年台風18号」と、こうなるらしい。また西暦下二桁とあわせて「T0918」というような表現もあるらしい。


更に、もう少し、調べてみると。。。


2000年から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風に対して、米国のハリケーンと同じように、あらかじめ決められた名前が付けられているとのことだ。

この「予め決められた名前」とは、日本のほか14カ国等が加盟した「台風委員会」という台風防災に関する各国の政府間組織があるそうで、あらかじめ140個の名前を命名しているとのこと。

というわけで、今回の台風の名前は「メーロー(Melor)」で意味はジャスミン、マレーシアが命名した名前だ。確かに、台風情報に書いていた。
なんだか台風のイメージとかけ離れているが。。。

ちなみに、140の命名された中に、日本が命名した台風の名前には、「テンビン」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「カンムリ」「クジラ」「コップ」「コンパス」「トカゲ」「ワシ」というものがある。

う~ん、やはり台風をイメージできない。慣れていないからだけなのだろうか。


名前がついた台風と言えば、過去に「伊勢湾台風」「室戸台風」というものがあるが、これは甚大な被害をもたらした台風として気象庁が命名をしたということである。


台風情報は、「いつ」「どこに」「どのような被害をもたらすか」というものが我々にとって欲しい情報である。機械的な数字での表現ではなく、直感的にこうした情報も伝わる表現はできないものかと、つくづく調べながら思ったものだ。