2009年10月29日木曜日

びっくりする方法で、会話をする人達がいた!!

NHKの夜のニュース「ニュースウォッチ9」での話題。

トルコのとある山村で、驚く方法でコミュニケーションしているらしい。

その山村の名は、「クシュコイ村(Kuşköy)」

■クシュコイ村の場所はこちら


大きな地図で見る

■クシュコイ村はこんな所


このクシュコイ村でのコミュニケーション方法は、なんと口笛なんだとか。
口笛の下手な私にとって、非常に驚きである。
口笛を聞いていると、なんだか、鳥が山間でさえずっているようにしか聞こえなかったが、これで、きちんと会話が成立しているのだ。

この地域で、代々伝えられてきたこの口笛コミュニケーションは、遠く離れた人同士で話すのに使われている。

例えば、「今年のヘーゼルナッツの相場はどうかね?」「まだ安いから、蔵にしまっておいたほうが良いよ」といった、かなり複雑な会話まで交わすことができるのだ。

トルコ語の29のアルファベットを、すべてこの口笛で表現することが出来るらしい。

山間の村ならではのコミュニケーション。上手な人は、2キロ先の人ともコミュニケーションが取ることが出来るのだとか。

しかし、こうした素晴らしい文化が、あるものによって危ぶまれている。そう、携帯電話の普及。最近は、年配の人が子供たちに口笛教室を開いて、文化をきちんと継承しようしている。

ちなみに、「クシュコイ」とは、小鳥の村という意味らしい。
この「鳥の言葉」。是非とも、素晴らしい文化として次の世代にも技術伝承して欲しいと思った。

■BBCにも紹介記事(英語)が・・・ご参考まで。