今日は、打合わせと打合わせの合間に、比較的時間があったので、大型書店に立ち寄った。
書店をぶらぶらすることは、そもそも好きで、週に何度となく通っている。
新刊はもちろん、何かの問題を抱えているときに、解決のヒントになるものを、発見できたりする。
私の書店のぶらつき方は、一つ。「くまなく、端から端へ、舐めるようにぶらつく」。
舐めるようにぶらつくことにより、そこから、いろんな発見をすることができる。
新刊本からは、世相のニーズ、話題などを感じ取ることができる。また、週刊雑誌系からは、見出しから、より直近の最新の話題をキャッチアップできる。
書籍の「帯」も面白い。どんな人が推薦しているのかによって、その推薦人の興味の範囲、ジャンルなども垣間見える。
また、書店毎に、取り揃えられている品揃えにも違いがあったりする。そこから、そのエリアの客層や地域特性を伺い知ることができる。
ターミナル周辺、住宅地、学生街、ビジネス街。。。。その街の個性が出ているのだ。
また店内目を向けてみると、エンドと呼ばれる、棚の端の使い方、平台(ひらだい)と呼ばれる、平面の棚の使い方、POPと呼ばれる手書きの商品紹介などをみると、書店ごとに個性があって面白い。
意識せずに買い物をしていると、ただの買い物に終わってしまうが、視点を変えることで、楽しみ方も変わってくるものだ。
これは、オンライン書店では、絶対に味わえない楽しみ方だ。
情報の目利き的には、「何故だろう」という意識を常に持ち続けながら、ぶらぶらしていると、新たな情報の発見に繋がったりするのだ。