「ロボットが築くニッポンの未来」と題して、今日のBSフジ「プライムニュース」で、ロボットの特集をしていた。
産業用ロボットは、かなり前から実用化されてきているが、最近では人型ロボットも実際にビジネスで活躍し始めているらしい。
番組では、フラワー・ロボティクス社のマネキン型ロボット「Palette」が「ゲスト出演」していた。
↓の動画は、そのマネキンロボットの動く様子だ。
■フラワー・ロボティクス社
実際に、このマネキンロボットは、昨年、銀座和光のショーウィンドウで活躍もしているのだそうだ。
参考までに、1体購入すると500万円、レンタルだと4日間で30万円だとか。
このマネキンロボットの中には、外界の動きを感知するセンサーがあるとのこと。
マネキンの動きに対して、観客がどのような反応をしたのかを記録する仕組みがあるのだという。
その記録から、どのようなポーズが良かったのか、ロボット自身が判断し、次のポージングの際に、その記録を参考に、次の動きを考えるのだそうだ。まさに、学習だ。
経験した結果をきちんと記録し、次の行動の時にその記録を判断材料とする、まさに学習効果の結果が、次の行動に出るというわけだ。
人間が学習するのと、まったく同じロジックである。しかし、人間は、怠けてしまい学習を疎かにしてしまうことも多々ある動物だ。
SF映画の世界では、近未来に、人間が堕落してしまい、進化したロボットが人間を支配するというコンセプトのストーリのものも多く描かれるが、あながち、全くの空想ではない、少しづつ現実味を帯びてきているのかもしれない。
「学ぶ」ということは、単なる学術的な学ぶということではなく、日々の行動を振り返り、その行動結果がどうだったのかを常に振り返り、知識情報として蓄積し、行動を改善する。。その繰り返しだ。
ビジネスでも、こうした視点で、常に振り返る「癖」が重要だろう。
人間も、組織も、「学習する」ということ、それは非常に重要なことだと思う。