2010年2月23日火曜日

最近、続々登場。街中の新型信号機!

最近、毎日通る駅前の交差点の信号機が、新しいタイプのものになった。

形状は、LED等を内蔵するなど以前のものより薄型になった。
また、歩行者用の信号は、発光する着色された部分が以前のものと反転するタイプとなった。
黒の背景に、緑と赤の歩行者のピクトグラム(視覚記号)というもの。


更に大きな違いは、発光している部分とは逆の部分に、時間表示されるようになったことだ。表示信号の残時間が、砂時計のように発光部分が徐々に減る形で表示されるのだ。

(写真だと、青信号の場合に上の部分が時間表示されている)

今までの形状とは基本的に変わっていないが、工夫することにより、今まで伝えられなかった新たな情報が付け加えられることとなった。LEDという技術とデザインの工夫により実現されているのだ。


インフォメーションデザインは、工夫することで、基本的な形を大きく変えることなく、より多くの情報、より有益な情報を、直感的に伝えることができる。

街中にある様々な標識、各種案内、機械のインターフェースなども、まだまだ改善することができるであろうと思われるものは、多々ある。

「何気なく、困った!?」と思ったところに、その改善のヒントが隠されているのだ。