子供たちのコミュニケーション能力を高めるために、最近ではある手法を取り入れているらしい。
その方法とは、CM制作の手法。
東京学芸大学と大手代理店が開発。
「15秒のCMという枠で、自分自身を紹介してみよう!」というものだとか。
今朝のNHKニュースで紹介されていた。
子供たちが、自己表現力を高めるためにまず行うことが、「自分発見」。
自分自身の「良いところ」を、自分自身で考えて洗い出してみる。
洗い出したものを付箋に書き出し、100枚並べる。
中には、中々書き出せず、悩む生徒もいる。
次に行うのが、他人から自分の良いところを教えてもらう。
自分自身が気づかなかったポイントを、教えてもらう。
そうすることで、自分自身の新たな部分を発見するのだ。
先程の書き出せない生徒も、自分の評価に驚いたりするのだ。
そして、最後に、自分の一番良いと思われるところを軸に、CMとしてシナリオを作り、自らの言葉で自分を表現するといったもの。
生徒は、これをきっかけに新たな自分に出会い、今まで話すことのなかったと仲間とコミュニケーションを取れるきっかけに繋がったりしているようだ。
自分自身をじっくりと評価してみる。
これは、何も子供だけでなく、大人でも同じことが言える。
自分の強みや弱みをきっちりと把握する。弱いところは得意分野の人とコラボレーションすることで補完し合い、強いチームを作ることが出来る。
企業も、自社の強み弱みを同じく把握することが重要だ。
客観的に見ることで、自分はどう行動すべきかと考える。。。
コミュニケーションの視点からマーケティング的な視点、様々な視点において忘れてはならない取組の一つだと私は思う。