2010年3月22日月曜日

「改善」と「改革」。。。

「改善」「改革」と言う言葉がある。

最近の政治関連のニュースでも、この言葉がキーワードだろう。
民主党にしても自民党にしても、組織に対しての「改革」「改善」を目的とした意見の主張が引き金となって、騒動が起きている。

これは、何も、政治だけの世界ではない。
我々のビジネスでも、「業務改革」「業務改善」として、日々課題として取り組まなければならない場面に出くわす。

私が、以前勤めていた会社では、毎週「業革(業務改革)会議」として、全従業員召集して実施していたことを思い出す。

しかし、こうした「業務改革」「業務改善」は、スローガンのみ掲げられ、中々推進出来ないことも、非常に多い。「改革」や「改善」は、文字通り「改め、良くする」ため、痛みも伴う。意識して取り組まねば、見えない抵抗にも合う。そして頓挫してしまうのだ。
特に新しいシステムを導入するとなると、ほぼ100%、既存の業務とは勝手が変わり、「わざわざ新しいものにしなくても、現状維持で…」という見えない抵抗にも合う。

また、現場からの改善提案に対して、上層部で無視される場合さえもある。


「改善」や「改革」を上手く推進するためには、一番大前提の「お題目=ゴール」の共通認識が重要だ。これを、まずは共有しなければならない。

そして、上層部と現場が同じゴールに向かい、それぞれの役割を再認識し、「より良く」するための施策を、お互いの立場のお互いの視点で「ぶつけ合う」ことが大切だ。

どちらかのパワーバランスが、少しでも崩れると、絶対に成功はしない。
そのためには、お互いの強い信頼(=絆)が重要になってくるのだが。。。