2010年4月6日火曜日

グローバルな、「うねり」の中で。。。

今日の仕事の打ち合わせで出てきたキーワード。

それは、「グローバル視点」。
海外を視野に入れながらビジネスをしなければという話題。


たまたま、今晩のとあるテレビ番組でもグローバルな人材の活用と題して報道していた。


ここ最近、つくづく思うのが、日本の国内の動きと海外の動きのギャップ。
内向き、後ろ向き、ネガティヴな話題が多い中、海外はどんどん景気回復に向かってポジティヴな話題が目につく。


番組で報道されていたのも、海外の優秀な人材が、どんどん韓国の企業等に流れているとのこと。

ある人が話していたが、特に若い世代が、以前に比べて海外に出たがらない風潮があるのだそうだ。商社や外務省の人間でさえ、そのような感じなのだという。

リスクを取り、挑戦するということに、億劫になってしまっているのだとか。

どこかで警鐘が鳴っていると、私には感じられる。


企業は、優秀な人材の獲得に精を出す。これは当たり前だろう。
一方の、働こうとしている人材が日々努力をしているかというと、私個人としては否定的だ。自ら少なくとも、キャリアアップするためには、ある程度の努力は必要だ。


「他の人が出来ないこと(技・術)を、いくつ自分は持っているか」。

シンプルな一文であるが、根本的で非常に重要なことかもしれない。

誰にでも出来ること。機械にでも出来ること。
これらをただ単に持っているだけでは、生き残ってはいけない。

他人には真似できない、自分らしさ。
お金を対価として頂けるレベルのプロとしての質。

この2つは、少なくとも海外の人材は、常にアグレッシブに捉えているように思える。

そんなアグレッシブな人材がいるグローバルな世界の中で、我々日本人は、もっと真摯にこの状況を受け止めて、常に考えなければならないという大変な時代に差し掛かっているのではないだろうか。