2010年4月14日水曜日

情報を伝えることを考える

情報を伝達するということ。

これは、日々のビジネスでも当たり前に行われている。

特に、お客様と日々接するの人は、お客様の「意思」や「意図・目的」というものをきちんと汲み取ることは重要だ。

また、チームで仕事を行う際にも、情報伝達は重要なコミュニケーションの一つ。


システムの仕事をしていると、このお客様の「意思」や「意図・目的」というものが非常に重要だ。ここでいうお客様とは「会社」としての「意思」や「意図・目的」のことだ。

この伝達を阻害するのが、そもそも情報を伝える手段である「日本語」。
普段のコミュニケーションにおいて、この「日本語」は、正しい情報を伝えるという意味では、弱点を持っている。

それは、「曖昧な表現を好む」ということ。英語等と比較すると、主語を省略することが多いのだ。


例えば、上述の「意思」や「意図・目的」等も、個人的な見解なのか、会社の方針なのかということも、非常に曖昧になってしまうのだ。

逆に、こうしたところを、細かく逆に質問をすると、嫌悪感を表されることさえある。


また、業務の指示を出す際にも、「意図・目的」をきちんと明示するしないで、指示を受ける側の印象も変わる。

「意図・目的」がきちんと明示される
      ▼
「ゴール」「着地点」がはっきりとわかる。
      ▼
「どちらに行動しようとしているかわかり心配が払拭」

上述のように、指示を受ける側のモチベーションにも大きく左右するのだ。


メール文化が台頭し、ダイレクトなコミュニケーションが減っている今、今まで以上に情報伝達の能力が求められる時代になっている。


相手に、如何に上手く情報を伝達するかということ。
日々、意識しなければならないテーマなのではないかと私は思う。