2010年4月23日金曜日

想定出来ていなかった理由を考えるということ。

ここ最近、例年に無い寒さが続いている。
平年であれば、そろそろ日中は摂氏20度程度が普通であるが、今日の最高気温も10度程度。
「観測史上初」という言葉も何度も聞く。

恐らく、「想定していない」「想像出来なかった」ということもあるのかもしれない。

ところで、天気のネタとは全く関係ないが、今日は「想定外」ということに注目してみたい。

さて、仕事を日々していても、「想定していない」「予定と違う」ということに出くわすことは多々ある。

ITの仕事をしていても、「仕様と異なる」「思っていた動作と異なる」「スケジュールとずれる」ということが発生することがある。


このような場面に遭遇した時にどう対応しなければならないのか。

まず、そもそも想定していたもの、予定していたもの通りに修正することが大切ではあるのだが、ここでよく抜け落ちることが一つある。


原因の調査。


原因の究明を疎かにしていると、似たようなことが以降に起きる可能性が高まる。また、事前のリスク回避策も取ることが出来ない。


想定と異なる、予定から外れるというのは、多くの場合はある程度事前に想定できるものが原因となっている場合が実は多い。

簡単な作業モレ、考慮モレ、ヒューマンエラー、単純ミス、伝達ミス、誤解、などなど。

これらのことを、一つ一つ積み上げてきっちりと整理することで、自分自身はもちろん、業務そのものの「質」の向上にも繋がる。

目先だけにとらわれていると、結構面倒に見えるかもしれないが、長い目で見れば、質の向上だけでなく、結構業務効率向上にも繋がるのだ。