2010年4月29日木曜日

「昭和の日」とは、どんな日?

今日から、ゴールデンウィークに突入。
今年の連休は、長い休みを取りやすい暦となっており、円高の影響もあり、例年より海外旅行をする人も多いようだ。このようなニュースを見ていると、「これで不景気なの?」と思いたくなるもなる。しかし、感覚的には上向きを感じるところもあるから、まんざらでもないかもしれない。

ところで大型連休の初日。

今日は、「昭和の日」。

「あれっ、今日はみどりの日では?」と一瞬思ったが、2007年から法律が改正され、「みどりの日」から「昭和の日」に変わったのだった。ちなみに「みどりの日」は、5月4日。

4月29日は、元号が昭和の時代は、天皇誕生日。
その後、平成天皇が即位し、「みどりの日」とされた。

平成17年の国会で、国民の祝日に関する法律の改正案が提出され、平成19年、2007年から施行され、現在の「昭和の日」となった。


さて、この「昭和の日」。
少し調べて見ると、オフィシャルWEBサイトがあった。

昭和の日


この「昭和の日」は、上記法律の定義として、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」とされているのだそうだ。


さて、まさに今日(こんにち)の日本が置かれている状態は、どうだろう。
本気で将来を考えなければならない、岐路にさしかかっているかもしれない。


今朝のNHKの解説番組で、普天間問題、日中関係・対アジア関係を特集していた。
これらの問題は、国際的な視点からは、まさに、日本の将来を左右する重要なテーマでもある。

ビジネスにおいても、短期的な施策と長期的な施策と両方を常に考えていなければならない。
短期的な施策は、現状の状態の課題を抽出しそれに対する対策を打つことで考えていくが、長期的な施策を考えるにあたって、重要なのは、過去の「大きな流れ」というものを掴むということも重要だ。


この「過去の大きな流れ」は、短期的な経験値ではなく、大きな歴史の流れから学べるものがある。個人的にも、これらが重要だと、最近気付かされるようになった。


さて、「今日は、過去を顧み、将来を思う」日。
たまに、ゆっくりと考えて見るのも良いかもしれない。