この築地市場のマグロ卸売場の競りは、人気の観光スポットになっており、特に外国人観光客に人気なのだという。
この競りの見学、先月4月8日から、外国人観光客らの増加で業務に支障が出るとして、中止されていた。
外国人観光客の観光スポットとして、海外のガイドブックに記載されているらしい。
さて、今回の再開を機に、いくつかのルールが設けられたようだ。その内容は、このようなもの。。
- 見学者は毎日先着140人に制限
- 見学者は見学許可証代わりに指定の黄色もしくは緑色のベストの着用
- 競り場には70人ずつ入場
- 見学場所は指定の場所にて見学
- 競り期間中の写真撮影はフラッシュ禁止
当日は、事前に各大使館にもアナウンスをしていたらしく、大きな混乱は無かったらしい。
この外国人観光客の築地市場の見学の人気。自国にも市場はあるはずなのだが、どうやら冷凍の大きなマグロが珍しく来訪しているらしい。
今回、見学者に対するルール作りを行ったが、本来の業務を安全に遂行するためには必要なことであると思う。そもそも、市場は観光スポットでは無く、都民や首都圏の台所である。食の安全、安心は第一に守られなければならない。
見学者に対して、この市場の役割、そして見学者に対するルールの意味を様々な方法できちんと事前に伝え、周知し、気持ちよく日本文化に触れてもらいたいものだ。
それでこそ、円滑なオペレーションが実行できるのだと思う。