我々の日常生活や、日々の仕事でも取扱説明書やマニュアル・手順書というものに日々接する。
この取扱説明書やマニュアル。人によって、使い方が異なる。
例えば、家電製品の取扱説明書。
ある人は、「はじめに」からじっくりと最後まで読む人がいるだろう。
また、別の人は、「必要な部分のみ」じっくりと読む人もいるだろう。
ソフトウェアのマニュアルも、作り方が様々だ。
仕様書レベルの詳細な情報を詰め込む場合もあれば、ユーザーが必要な機能をピックアップしてとりまとめた場合もある。
少なくとも、ドキュメントを使用するユーザーが何を求めているかが重要だ。
ところで、こうした取扱説明書やマニュアル類。
紙の時代からデジタルの時代を迎えた今尚、抜本的な変化があっても良いのかなとつくづく思う。
変化があったと思えるものも、せいぜい、紙面で表現していたものを画像や動画で表現しているレベルだ。
冒頭でも記述したように、ユーザーにより、情報の取り扱い方も千差万別。
携帯電話や家電製品を取ってみても、使用するユーザー層の年齢も、以前に比べて幅広くなってきた。
それだけ、マニュアルや説明書は、幅広いユーザー層に対応しなければならない時代にもなってきている。
そうした背景のなかで、各種デジタルデバイスは、以前にも増して、効果を発揮できるツールになると、私は期待している。