2010年7月12日月曜日

参院選とTwitter

2010年参院選の開票が昨晩から行われ結果が出た。

民主党は改選議席を下回って、44議席と激減した。一方で、自民党が51議席を獲得して回線第1党ということになった。
個人的には何となくイメージしていた感じに。。

さて、この選挙期間中に色々と気になったのがTwitterの活用。

今回の選挙では、立候補者は、選挙活動に関わること以外であれば、Twitterの活用はOKということで、各立候補者も移動に関する情報、ブログの更新情報、その日の気持ちや家庭のこと等、様々発言。
しかし、候補者によっては、やはり、発言量が極端に減った人もいれば、あまり変わらない人もいる等、選挙活動中についてのTwitterの活用も、まだまだ試行錯誤といった感じだ。

一方で、テレビの選挙特番でも利用しているメディアもあった。
JNN系(TBS系)の選挙特番では、地上デジタル放送における「データ放送」枠でTwitterを活用。「候補者のつぶやき」「記者のつぶやき」などを番組中で流していた。ハッシュタグと呼ばれる仕組みを使って流していた。
番組との直接の連動はあまりなかったが、面白い試みだなと思ったのだった。

私自身、昨日はほぼ一日外出しており、開票速報を見れない状態。
そうした中で、iPhoneを介してTwitterで、リアルタイムに開票状況を確認。


さて、このようにTwitterも様々な使い方が定着してきた。
とくにソーシャルメディアの中でも、「時間軸」で情報を捉える事が出来るメディアとして面白い特徴がある。ある人の時間軸の情報を俯瞰して見たり、時間軸同士を一緒に並べて見たり、情報を立体的に捉える事ができるのだ。


Twitter自身は、「なり済まし」といったネガティブな側面もまだまだあるが、こうした側面も工夫しながら利用することで、ポジティヴな特徴を上手く利用することは可能だ。

Twitterを一番積極的に使用している業種・職種はという質問があれば、恐らく現段階では政治家だろう。

Twitterは、政治家だけでなく、情報を持っていて、さらにその情報を発信したいと考える人ならば大いに活用出来るメディアだ。

プライベートのコミュニケーション手段から、マーケティング活動、広報活動、顧客サポートなどまで、応用範囲はまだまだ広がる。

そして他のソーシャルメディア等も絡めると、まだまだ新しい使い方が創造されることだろう。

今後のTwitter、我々も新しい使い方を積極的に模索していきたい。