2010年7月11日日曜日

初体験なるか!?

本日は、第22回参議院選挙の投票日だった。

私は、本日予定が色々とあったので、早めの投票ということで、実は朝一番に投票に行った。

さて、この投票日の朝一番でしか見ることが出来ない選挙の仕組みがあるのをご存じだろうか?

投票開始は、午前7時。
時報のアナウンスにあわせて選挙立会人による投票開始の宣言により、投票が始まる。

投票所に訪れた一番のりの投票者は、実は投票する以外にも、ひと仕事があるのだ。

まず、一番最初の投票者は投票用紙を受け取り、候補者名や政党名を記入。
ここまでは良くある光景。


ここから、ひと仕事が始まる。


実は、投票開始まで投票箱は開いている。施錠もされずに置かれているのだ。
ここで、一番最初の投票者は、投票箱の中身が空であることを確認する。

投票者は、「ハイっ、何もないことを確認しました」と。。。

そして、選挙立会人とともに複数名で確認しながら最初の投票者の目の前で投票箱を施錠される。その後、最初の投票者による一票が、投票箱に入れられるのだ。

更に、最後に、もうひと仕事。
この確認したことについての署名を行わなければならない。

さて、ここまで書いてきてあたかも私がこれらを行ったかのようだが、実は投票所に到着したのは惜しくも2番目。貴重な体験こそ出来なかったが、その様子を全て観ることが出来た。


公平性を保つための重要な制度。
「第三者の目」によるチェック機能の一つの事例でもある。

興味のある方は、次の選挙の機会にでも。。