2010年8月10日火曜日

クラウドサービスの「信頼」のものさし

Evernote(エバーノート)というソフトをご存じだろうか。

手軽にメモとして情報を残したり、画像や音声を保存したり、様々な情報を整理することができる便利なアプリケーションソフトだ。
iPhoneアプリとして、PCソフトとしても利用出来る便利なソフトでもある。

ソフトウェアの使い方を紹介する書籍等も発刊されるなど、利用者が拡大しているのだ。

さて、このEvernoteソフトにアクシデントが発生してしまった。

エバーノート:システムトラブルでデータ消失 利用者約7000人に (毎日.jp)


このEvernoteによるデータ保存サービスにおいて、システムトラブルにより、一部のユーザーのデータが消失してしまったのだという。その数、約7000人。

私はアプリをインストールしているものの、積極的には使っていなかった。


さて、こうしたクラウドサービスが、日々増えているのが現状。
無料のものから、有料のものまで、様々生まれている。


クラウドサービスで、一番導入時に気になるのが、「安定、安全」だろう。

先行するクラウドの代名詞ともなり始めているサービスのGoogle社やSalesForce社は、こうしたものへの対策は、非常に厳しく取り組まれている。
体感的にではあるが、以前のような「不安」というものは、今は個人的には感じていない。

今回のEvernote社の件は、ソフトウェアとしては、非常に使いやすいインターフェースで評価も高いので、今後、是非とも同様の事態を招かないようインフラ面の強化に対して積極的に取り組んでもらいたいものだ。