2010年8月16日月曜日

お盆を振り返る。。。

さて、今日までお盆休みという会社も多いのでは。
(ちなみに、私は暦通りの仕事ではあったのだが…)。

お盆休みのUターンラッシュも、一先ず終了。


今年のお盆の話題の中で、「高速道路の渋滞」。

当初の渋滞予想は、例年を超えると予想が目立った。
中には、100kmの渋滞が出るかもという報道もあったが、結局蓋を開けると、予想を下回る結果となったようだ。


お盆前から、相当のメディアによる加熱報道があったことが功を奏したのか、多くの道路で分散渋滞等になったようだ。


帰省客が、事前にメディア等の渋滞予想の報道により、回避策を取った人が多いのだろう。

事前情報を収集し、行動を取ることは非常に重要なことだ。

一方で、こうした「アラート予測」の精度に対する批判は、私個人としては余りすべきではないと思う。
これが、今回、事前に「あまり渋滞は発生しないだろう」という予測があったとする。
しかし、結果この予測を上回る渋滞が発生した場合、誰かが責任を取るべきなのだろうか。非常に難しくデリケートな問題だと私は思う。


この「アラート予測」は、気象情報や防災情報も同じ。
危険やリスクを回避するためにも、「より悪いシナリオ」を重視すべきだと私は思う。


ビジネスにおいても、社内での情報共有も、「ポジティヴな情報」と「ネガティヴな情報」があった場合、優先して「ネガティヴな情報」を取り扱うべきだろう。


ここに「責任論」を持ち込むと、即座に情報の流通がとん挫してしまうのだ。


今回のお盆の渋滞情報に関する報道は、ある意味、結果としてプラスに働いた情報告知だったのだと捉えている。