2010年8月30日月曜日

如何に直感的に使い方を分からせるか。。。

日常生活で、我々は様々な機器を利用している。

洗濯機や冷蔵庫といった「白物(しろもの)家電」といったものから、オーディオ、テレビ、パソコンといったものまで多種多様。

そうした機器について回るのが、「取扱説明書」。

その「取扱説明書」が徐々にスリム化しているのだそうだ。


携帯電話の説明書、スリム化 「使えばわかる」主流に (asahi.com)


携帯電話やハードディスクレコーダー等、技術が進歩するとともに非常に多くの機能を搭載するようになり、その分、取扱説明書が何冊にもなるなど、使い手にとっては読む気が失せてしまう量のものもあるほどだ。

しかし、ここ最近は、記事にもあるように説明書自身が薄くなってきているのだという。メーカー側が、説明書を読まなくても良いように取り組み始めているのだとか。


さて、取扱説明書が「無い」ということで言えば、米国アップル社が代表格。

話題のiPhoneやiPadには、日本メーカーにあるような説明書は無い。
説明書など無くても、自然に分かるようなインターフェースを意識しているからだ。

街中にある様々な機器類。
例えば自動販売機や自動券売機、銀行のATMに、エレベーターのボタンなど、様々な場面で、私たちは「操作しなければならない」機器が存在する。

それらには取扱説明書は無いが、決して100点満点の使いやすさではないが、出来るだけ自然に利用出来るようにインターフェースが設計されている。


技術が進歩し様々な機器が登場する中で、最後に如何に人間に使えてもらえるかが重要だ。

どんなに便利でも、使い辛く分かり辛いものは、世の中に普及しない。


「技術」先行のモノづくりから、「人」中心のモノづくりへ。
時代は変わりつつある。