スマートフォンの使い方も、色々と用途の幅が広がっているようだ。
千葉県で「電話」としてではなく、あくまでも「ツール」として利用している事例を紹介。
■スマートフォンで議案採決 千葉県流山市議会が初導入(47NEWS/共同通信)
■スマートフォンで議案採決、千葉・流山市議会(YOMIURI ONLINE)
議会の採決に、スマートフォンのアプリを利用しているのが千葉県の流山市議会。
一般の携帯端末より一回り画面の大きなスマートフォンの画面に表示された採決ボタンをタッチ。議会の採決のボタンとして利用するのだという。
議員以外が投票することの無いように、セキュリティも対応しているのだという。
今回、流山市議会が導入した背景には、通常の固定ボタン式の投票システムよりコスト削減効果があるのだという。
投票データは、そのまま会議場のモニタに表示されるだけでなく、WEBにも結果が連動するのだという。
本日、初めての採決が行われたそうだが、今までの方法に比べて採決に時間がかかってしまったそうだ。どうやら、議員自身がこうしたツールに慣れていなかったことと、事前の周知もあまり出来ていなかったからだそうだ。
さて、このようにスマートフォンも「電話機能」以外にも様々な応用範囲が広がる。
特に、ビジネスの視点では、まだまだ活用事例が広がるだろう。
スマートフォンは、電話機という視点ではなく、むしろ、様々な「情報」自身を手元で操作できるツールとして考えるべきだろう。
その使用用途は、情報の「収集」、「発信」、「加工・編集」の大きくは3つ。
そしてこれを如何に効率よく手のひらサイズの端末で行えるかどうかは、画面のインターフェースの設計にも関わってくる。
今後も、新たなツールの誕生に非常に期待するところだ。