2010年9月11日土曜日

同時多発テロから、9年。。。

今日は、9月11日。とある大事件が起こった日。

そう、今から遡ること9年前の2001年9月11日。あのニューヨークのワールドトレードセンターとワシントンのペンタゴンを狙った、アメリカ同時多発テロの起きた日だ。


私が、これまでの人生の中で、いくつか鮮明に記憶が残っている日の一つだ。

2001年当時、私は大阪のとあるプロダクション会社に勤務。
毎日のように残業が続く毎日。三十路に足を踏み込んだ当時、特に苦も無く当たり前のように過ごす毎日だった。

そんなある日、部下と私の二人が会社に残り仕事をしていた際、部下がYahoo!ニュースを見て、その第一報を知る。

当時の第一報は、「NY、世界貿易センタービルに小型機衝突」。
セスナ機か何かがぶつかったような報道だった。

そして、その後、徐々に詳細な情報が入ってくる。

そんな中、私の携帯が、今まで聞いたことの無いような着信音を鳴らした。
そう、当時のJ-Phone(現ソフトバンク)のサービスである「ステーション」というサービスの緊急ニュースの配信だった。私が、そのサービスを受け取ったのは、それが初めてで最後でもだった。

「どうやらテロでは?」という視点で、刻々とニュースが伝えられる。

部下と、「戦争になるんじゃないの?」と冗談半分に話していたが、それがその後現実のものになったのだった。


そして、帰宅後もすぐにテレビのスイッチをつける。
画面に映ったのは、2つのビルからモクモクと立ち昇る黒煙。

数分後、1つのビルが崩れ始める。生中継している英語の実況中の声の主が叫んでいるのが聞こえる。そして、更に別のビルも崩壊。

私自身、このワールドトレードセンターに訪れたことがあったため、あのビルが、こんなにもろく崩れてしまうのが信じられず、数分間声が出なかったのが今でも覚えている。


このように鮮明に覚えている事件・事故は、いくつぐらいあるだろうか。
私にとって災害系や事故系は、この他にも身近に起きたものも含めて、いくつかある。

こうしたものは、いつまでも覚えているものだ。


さて、「情報を伝え聞き、覚える」という場合、こうした印象に残るエピソードと一緒にするといつまでも覚えているものだ。

特に、時間軸での出来事は、大きな事件などと絡めて覚えていることが多い。

何かを伝えて、覚えてもらいたい場合、インパクトのあるメタファーやエピソードなど添えてみるとよいだろう。