2009年10月18日日曜日

まさか、ホログラム映像!?

「あっ、ホログラム式カンバンっか!?」。またまた、スーパーで見つけた販促物を紹介。





一瞬、映画スターウォーズのレイヤ姫がルーク・スカイウォーカーがメッセージを伝えるホログラム映像のワンシーンを思い出した(映画を知らない人、すみません)。これは、人物の形にくり抜いた部分に映像を投影している立体販促物だ。

私が、足を一瞬止めたように、多くの人が立ち止まってこの販促物を眺めていた。子供達も当然、興味津津。

さて、これはいつものスーパーでの冷凍食品フェアのイベント告知である。一番人通りの多い、入口脇に設置していた。





この立体販促物の仕組みは、人物の形にかたどった透明のアクリル板に後ろからプロジェクターで動画を投影するというもの。人物の形は、ほぼ等身大なので、ちょうど人がバーチャルで話している感じになるのだ。

最近は、デジタルサイネージといった、薄型モニターテレビに動画を流して販促情報を流すようなものを、あちこちで目にするようになった。しかし、そうしたデジタルサイネージは、基本的にはモニター画面の中での表現であり、クリエイティヴ表現も、その四角い画面の中でのものになってしまう。


今回紹介する事例は、等身大の人物以外の映像は省いて利用している。このように、不要な情報を省いて表現するアイデアも表現としては面白いのではないだろうか?特に伝えたい情報を抽出して伝達するという意味で、いろいろと応用ができるのではないかと思う。