2010年7月4日日曜日

マニフェストも携帯で見る時代。。。

参院選、選挙活動まっただ中、各地で各党の候補者を目にするようになった。

各党が訴える内容はマスメディアから、立候補者が訴える内容は街頭演説から伺うことができる。勿論、今時は、わざわざアクセスすれば、WEBサイトでも何を訴えているか情報を得ることは出来る。

そんな中で、次のような記事を見つけた。

ケータイで「公約」比較、無料アプリが登場(YOMIURI ONLINE)


iPhoneなどのスマートフォンで、各党の公約を比較できるのだ。

エレクション マニフェスト ビューアー (株式会社イーハイブ/ Apple iTunes)


私も、早速自分の携帯電話にインストールしてみた。

アプリケーションのインターフェース的には、まだまだ課題があるが、すべての政党の訴えを項目に区分し、各ページにて閲覧することが出来る。

わざわざ、その政党のWEBサイトまでアクセスすることなく比較できるという意味では、便利かもしれない。

ただ、「見比べる」という意味では、まだまだ機能として展開出来る余地はあるような感じだ(公職選挙法の縛りはあるだろうが…)。


さて、このように従来の選挙と比べて、様々なデバイスを介して、各政党の情報を収集出来る時代にもなった。

マスメディアによる、政見放送ではなく、報道番組における「時間的制約のあるなかで編集された情報」だけではなく、昔に比べて有権者として必要な情報も、手に入れやすい時代になった。より多くの判断材料を得ることが出来るようになったのだ。


政治家からすると、有権者が多くの判断材料を得ることになった分、有権者からの国政に対する目も厳しくなるのは当然だ。

また、マスメディア対しても、有権者と政治家の情報コミュニケーションが直接行える時代になった今、どういった役割で、どのような情報を、「プロ」としての情報発信を期待する。

さて、選挙活動も後半戦に突入。各党が、どのような公約を打ち出し、何を訴えているのか、「今時の情報ツール」を使いながら、じっくりと見極めて見たいと思う。