携帯電話を持ち出して何年たつだろう。
携帯電話を初めて手にしたのが、社会人1年生の夏。
ノキア製の筆箱のような形のものを選んだのを今でも思い出す。
あれから十数年が経過した。
携帯電話で写真や地図が見れ、ゲームが出来、果ては、海外のテレビやラジオなどを聞くことが出来るようになると、当時、想像もしなかったことが、今では当たり前のようになっている。
さて、この携帯電話を利用している人間は、世界でどれくらいいるのだろう。
こんなニュースを見つけた。
■携帯電話:加入件数50億、世界人口の7割 米調査会社
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100918k0000e020043000c.html
なんと、世界人口の7割が携帯電話に加入しているのだという。
アフリカのマサイ族も携帯電話を持つというのも頷ける。
この統計を発表した米国調査会社は、「携帯電話は衣食住とほぼ同レベルの必需品」と分析。
さて、こんなに携帯電話が普及すると、我々のライフスタイルも変わらざるを得ないことも、多々あるだろう。
携帯電話は、子供から、大人まで持つ時代。
子供にとっては、悪質な情報からの防衛や、コミュニケーションが未熟なことによるいじめの問題。
大人も、ビジネスマナーとしての携帯との関わり方、機密情報の漏えい防止などなど。
我々の生活に関わるあらゆる面での法律の整備も、時代とともに考えなければならない。
さらに、端末自身の技術向上により、今やもはや、電話というよりも、多機能端末。
「衣・食・住・情」というべきだろうか。
情報を如何に収集し、如何に発信し、如何に利用出来るか。
そうしたスキルが、子供から大人まで当たり前に求められる時代。
技術の発展とともに、そうした視点での人々のスキルの向上が急がれる。。。